患者様は昭和47年生まれの男性で平成10年(1998年)12月に公立病院で日本人に稀な
ホジキン型のB細胞型悪性リンパ腫(NS型StageⅢs)と診断されました。 直ちに入院し抗癌剤のABVD療法を6クール半年間施行しました。 副作用がきつかったので、その後、平成11年(1999年)7月(28歳の時)に来院され新免疫療法(NITC)を開始しました。 初診時の悪性リンパ腫の腫瘍マーカーである可溶性IL-2レセプターは720U/ml(正常値:220~530U/ml)、ICTPは7.0ng/ml(正常値4.5以下)と高値を示しておりました。
またLDHは430U/ml(基準値:460U/ml以下)と正常範囲内でしたが高めの値を示していました。 免疫能力はTNFαが2040pg/mlと活性が認められるものの、長期間の抗癌剤による免疫抑制でIFNγとIL-12は非活性状態でした。 当院での最初のエコーは平成11年(1999年)10月ですが、
右側頸部(図2-1a)と左鎖骨部及び前縦隔のリンパ節が最大31mm×23mm×19mmで多数の低エコー性の腫瘍が観察されています。(図2-2a) また、脾臓の上限にも28mm×32mm大の境界不鮮明な低エコー領域が認められました。(図2-3a) 免疫力はNITC開始から3ヶ月目でTNFαが3180pg/ml、IFNγが47.6IU/ml、そしてIL-12も87.7pg/mlといずれも強力な活性値を示し、NKT細胞比率は高い値を示し続けております。 可溶性IL-2レセプターはNITC治療1ヶ月目で588U/mlまで低下し、
2ヶ月目では434U/mlとなり、正常値内に入り以後異常値を示しておりません。 またICTPは8ヶ月目で3.7ng/mlまで低下し以後異常値を示しておりません。 治療開始から19ヶ月目の平成12年(2000年)2月のエコーで脾の腫瘍は消失し
左頸部のリンパ節転移も縮小し最大で15mm×13mm×8mm大で血流も正常パターンを示しております。 図2-1b,2b,3bに平成17年(2005年)5月のエコー画像を示します。 平成17年7月より、NITCのβ1-3グルカンを減量し始め、平成18年7月より、2日に1包まで減量しました。 そして、平成19年(2006年)3月(当院治療開始から約7年10か月目)に、減量後の経過も良好であったことから、
患者様、ご家族の希望を踏まえて相談した結果、当院の治療はこの日に卒業となりました。 その後、平成21年に総合病院の主治医から治療卒業と言われ、一般の健康診断のみで良いと言われたとのことです。 なお、この患者様は、当院の治療卒業後も健康維持を目的に、食品1種類のみ自分のペースで飲み続けたいと希望されました。 令和4年(2022年)6月、調子も良く元気であるとの報告を受けています。
キノコ菌糸体製品のみ健康維持のために継続されております。 ホジキン氏病は非ホジキン病と比較し日本人には稀で治療に反応しやすい疾患ですが、
この患者様は半年間の抗癌剤に抵抗性を示しました。 しかし、Th1サイトカインの免疫系が初め抗癌剤で抑制されていましたが、
3ヶ月目で回復し高い値を示し続けたのが消失維持を長期間続けているものと推察されます。
令和5年(2023年)8月においては、体調も良好とのことで、健康維持のためにシイタケとマンネンタケ(霊芝)の製品を3日おきに2.0g継続されています。
患者様は昭和47年生まれの男性で平成10年(1998年)12月に公立病院で日本人に稀な
ホジキン型のB細胞型悪性リンパ腫(NS型StageⅢs)と診断されました。
直ちに入院し抗癌剤のABVD療法を6クール半年間施行しました。
副作用がきつかったので、その後、平成11年(1999年)7月(28歳の時)に来院され新免疫療法(NITC)を開始しました。
初診時の悪性リンパ腫の腫瘍マーカーである可溶性IL-2レセプターは720U/ml(正常値:220~530U/ml)、ICTPは7.0ng/ml(正常値4.5以下)と高値を示しておりました。
またLDHは430U/ml(基準値:460U/ml以下)と正常範囲内でしたが高めの値を示していました。
免疫能力はTNFαが2040pg/mlと活性が認められるものの、長期間の抗癌剤による免疫抑制でIFNγとIL-12は非活性状態でした。
当院での最初のエコーは平成11年(1999年)10月ですが、
右側頸部(図2-1a)と左鎖骨部及び前縦隔のリンパ節が最大31mm×23mm×19mmで多数の低エコー性の腫瘍が観察されています。(図2-2a)
また、脾臓の上限にも28mm×32mm大の境界不鮮明な低エコー領域が認められました。(図2-3a)
免疫力はNITC開始から3ヶ月目でTNFαが3180pg/ml、IFNγが47.6IU/ml、そしてIL-12も87.7pg/mlといずれも強力な活性値を示し、NKT細胞比率は高い値を示し続けております。
可溶性IL-2レセプターはNITC治療1ヶ月目で588U/mlまで低下し、
2ヶ月目では434U/mlとなり、正常値内に入り以後異常値を示しておりません。
またICTPは8ヶ月目で3.7ng/mlまで低下し以後異常値を示しておりません。
治療開始から19ヶ月目の平成12年(2000年)2月のエコーで脾の腫瘍は消失し
左頸部のリンパ節転移も縮小し最大で15mm×13mm×8mm大で血流も正常パターンを示しております。
図2-1b,2b,3bに平成17年(2005年)5月のエコー画像を示します。
平成17年7月より、NITCのβ1-3グルカンを減量し始め、平成18年7月より、2日に1包まで減量しました。
そして、平成19年(2006年)3月(当院治療開始から約7年10か月目)に、減量後の経過も良好であったことから、
患者様、ご家族の希望を踏まえて相談した結果、当院の治療はこの日に卒業となりました。
その後、平成21年に総合病院の主治医から治療卒業と言われ、一般の健康診断のみで良いと言われたとのことです。
なお、この患者様は、当院の治療卒業後も健康維持を目的に、食品1種類のみ自分のペースで飲み続けたいと希望されました。
令和4年(2022年)6月、調子も良く元気であるとの報告を受けています。
キノコ菌糸体製品のみ健康維持のために継続されております。
ホジキン氏病は非ホジキン病と比較し日本人には稀で治療に反応しやすい疾患ですが、
この患者様は半年間の抗癌剤に抵抗性を示しました。
しかし、Th1サイトカインの免疫系が初め抗癌剤で抑制されていましたが、
3ヶ月目で回復し高い値を示し続けたのが消失維持を長期間続けているものと推察されます。
令和5年(2023年)8月においては、体調も良好とのことで、健康維持のためにシイタケとマンネンタケ(霊芝)の製品を3日おきに2.0g継続されています。